アザーズ【The Others】

CAST:ニコール・キッドマン 他

オカルト(occut)という言葉には誤解があると思う。広辞苑によればオカルト=「神秘的なこと。超自然的なさま」とあるではないか!ワタシ的には、オカルトをかなり神秘的な領域に近づけた映画だ、と称えたい。そして、ニコールがこれほどまでに美しきオカルト女優であったとは!

彼女の扮する妻(二人の子供と、戦地から帰還する夫を待つ身)が、屋敷に居たスピリチュアルな存在を追い出すほど、自分がその存在となり居座る覚悟とは・・・強いのね、と言わざるおえない。科学的に解明できなくとも、私たちがいろいろなOthers と共存していることに意識を向けておきたい、そう感じる。 尤も、観る人によっては、やっぱりオカルトなのかもしれないが。

アザーズを感知する不便さ

「アダムスファミリー」さながらな友人がいます。彼女は、俗に言う「霊感体質」らしく、両親・兄・姉ともOthersを感知し、時として、それらの影響を被るとか。困ったもので、タチの良くない「存在」と接触してしまい、それらの影響を受けないために、敢えて合理的に、心理学や精神面の勉強を積んでいます。クライアントの中にも、憑依的な存在の相談をなさる方がいらっしゃいます。

葬儀場で事務職をこなす知人の場合、(大変仕事も面倒見も良くできた女性です)定期的に腕や手の神経を痛める、と言います。医者に行っても治らず、結局は御祓いのお世話になるため、「保険がきかないのよ」と嘆いています。この方の場合、霊的な存在に限らずフツウの人間関係においても、「利用されやすい人」という傾向にありますが。

ところで、最近は日本でも霊的・スピリチュアルなテクニックを習得しよう、という方々が増えていますし、健全な養成機関もあります。しかし、あくまで正しい(この定義も難しいですが)ものを身につけ、活かしていくには、他分野・業界の習得やら修行に似て、相応の精進がいるように思います。所詮、私たちは人間として、この地球界に“存在させていただく”身ですから(笑)。

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