バニラスカイ【The Vanilla Sky】

CAST:トム・クルーズ 他

夢か現実か幻想か・・・はたまた暗脈たる陰謀なのか?
サスペンスに男女の愛憎と組織がらみの策略を匂わせながら、実は人間の「潜在意識」を思い切り問うてくれている!こう解釈してしまうのは、ひとえに、こちらの職業病か?(笑) 金で賄える範疇の成功を手にしたとき、うっかり自分の人生の舵取りを“何か”に奪われることがある。

トムが扮する会社の御曹司は、地位と金∩オンナを思いのままにしてきたし、それが我が人生だった。
ところが、交通事故と殺人容疑、本物の愛を追求する女との関係を期にして、現実なのか?プログラミング契約による人生なのか?そもそも「現実」とは何なのか?・・・意識のサスペンス化へと展開していくのだ。

メタフィジカルな分野から観ると、怪しき面持ちの「スピリチュアル・ガイト」役も登場している!いや、彼自身のハイヤーセルフ(高次の存在)が、真実を伝えにきているのかもしれない?これ以上、解釈を続けるのはヤボッですな。

潜在意識のプログラミング販売

ハリウッド映画では、「バーチャル」なテーマや小道具が当たり前のように扱われています。「トイズ」(主演: ロビン・ウィリアムス)には、バーチャル体験子供用オモチャが出てきました。人の体験そのものを、DVDさながらにレンタル・販売することができたり、記憶チップを埋め込む、などというストーリーはかなりお手軽です。
行動修正や過去の記憶に原因を探る催眠療法も、潜在意識と意識のコミュニケーションといえますが、いらない記憶をすっかり削除するのではなく、「変換」する作業に近いといえます。あるいは、癒しや感情の手放し、という「リリース(解放)」作業ですね。
そんなプログラミング販売・・・善良なサイエンスとタイアップすれば可能かもしれません。

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